不思議な出会い [ひとり言]

[ペン]

今日、駅のホームで[バス]を待っていたときのこと、
おじいさんに声をかけられた。

「子どもたち、とっても可愛いね。」
「ありがとうございます。」

から始まり、話の内容はお互いの家族構成の話へ発展。


私が、自分が4姉妹の長女ってことを説明するとき、
うっかり「vieux」の単語を使ってしまった。

そしたら、その言い方は vulgaire なのでやめなさい。
âgé を使うといい、と訂正。

その後も、 aînée cadette という単語を使った方が便利だよ、
と、すごく丁寧に教えてくれた。


まもなく電車がやってくる、というときに、
おじいさんが強く私の目を見て言った。


旦那さんと英語中心の会話はすぐにやめた方がいい。
実は私も、フランス語が母国語の人間じゃない。
でも、身近な人にフランス語のみで話してもらうようにして、
それを徹底した。
君もそうしないと、
後できっと後悔するよ。

と。

吸い込まれそうな目だった。

実はそのこと、
私が最近特に感じていたことだったので、
そして、
誰か別の第三者に諭されてみたかった内容だったので、

思わぬ形で彼からこのようにメッセージを受け取り、
とてもドキリとした。


娘たちと電車に乗り込み、
ドアが閉まるまで、ずっと手を振ってくれた。

私も、また会えるといいですね!
と、笑顔で返す。

それから、なにかでふと目を離して
もう一度、外に目をやったが、彼の姿はもうなかった。


あれ??
どこに消えた??


電車が動く中、ホームを見渡せど、
彼の姿らしきものはなかった。

彼はなぜあの場に居たのだろう。
結局電車には乗らずして・・・

もしかして、私にその言葉を告げるために、
存在していてくれたのかもしれない。
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